こんな対談を発見した。
"DJ NORI"さんとTHA BLUE HERBのMC"ILL-BOSSTINO"さんの対談記事。
http://new.clstr.net/archives/2484437.html
お二人とも鹿児島にも何度となく来鹿されており素晴らしいプレイ、パーフォーマンスをしてくれた。
自分自身も実際体感したプレイヤーの中でも最も尊敬するDJの一人である”DJ NORI”。
そして昨年来鹿された際に共演させていただいた"THA BLUE HERB"。
共通する何かが確かにあの一晩にはあったように感じます。
お二人に共通するのは北海道札幌。
札幌を代表するクラブ”プレシャスホール”ここは自分も絶対に行くつもりですが今回の対談を読んで益々行かなくてはと思います。
以下抜粋。
「プレシャスホールでは、ブースに入っていく行為一つにしても、神聖な場所っていう意識がもちろんあるし、スローな時はその空気を壊してはいけないっていうムードが常に保たれているから、音楽が音楽として聴こえてくる。ダンスフロアざわざわくっちゃべってるようなガキは大晦日しかいねえし。そういうモラルが保たれているところも他にはないですね。」 -BOSS-
モラルや暗黙のルールって大切。その場にいる人が皆で作り上げるものだから一瞬を大切にしたい。
なるべくプレイ中はブースには入りませんし、自分がその日のスタッフでなければなおさら。
「よく話すのは、僕、ダンサーなんですけど、ダンサーのフィーリングとして、一方的に励まされたり、一方的に愛を注がれるだけでは自分的に物足りなくなったんですよ。で、キム(KIM LIGHTFOOT)の時に感じたのは、僕からも掛け声だったり、手拍子を返した時、彼のプレイに何かプラスになってるのかもしれないっていう感触ですね。そして、そんな経験を経て、YAKKOさんのプレイを聴いた時、その感触が確信に変わったというか、ダンサーもDJに対して、与えられたものと同じものを与えて、その交換でパーティがとてつもない世界に行けちゃうんだってことを知って、そういう交換や会話が出来るDJがもう一段階深いところで好きになっていったんですよ。もちろん最初に聴いたジョーのプレイにそれを感じなかったってわけじゃなく、なんていうか、華やかなパーティじゃなくて、自分の日常生活に無理なくフィットするDJに出会えたって感じです。」 -BOSS-
DJはお客さんとの掛け合い、コミュニケートが一番の醍醐味。
逆にフロアに居る時は厳しく、しかし暖かく在りたい、技術云々、欠けている楽曲云々よりも気持ちを込めてプレイしている事を大事にしたい。
一生懸命しているのが伝わらなくて、手を抜いていると感じたなら毅然とした「それじゃあ踊らないよ」って態度もあっていいのでは。。。
BOSSがおっしゃった様な事を感じる事が出来る、感じさせる事が出来るようなプレイヤーに近づきたい。。
現在鹿児島という土地は変化の段階にある様に感じます。
世間の流れもあり、ハコとして不利な状況にある所もあるでしょう。それを逆手にとって有利になる場所も。
ただこの時期にホントにクラブは店として真剣に取り組んで欲しいと思うし自分はそれ以上に応えられるプレイヤーで在りたい。
提供するお酒、音、空間、雰囲気、全てに一切の妥協が許されない場所であるのが本来の姿だってある人が言ってました。
DJって誰でも出来る時代ですが続ける事や、DJと呼べるプレイヤーなんてほんの一握り。
いつか必ず自分もそこに辿り着きたい。
今迄一瞬もこれが良いなんて思った事はないけどその時に提供できる100%は常に出し続けたいし、その100%を常に更新していきたい。
先はまだまだ長い。。。